『血をとめろ、声をあげるな!ぐっとこらえろ男一匹!俺は木屋辰一家の三代目!鶴田浩二の魅力がスクリーンいっぱいに爆発する任侠巨編!』
東映任侠映画史上に輝く傑作! 明治の大阪が舞台。任侠渡世を守り抜いた親分の跡目を継いで三代目を襲名し、権力争いをしかける新しい組との闘争劇。その中で自らの道を切り開こうとする男の美学をダイナミックに描き出す。
才匠・加藤泰監督の旗印のもと、 鶴田浩二が正統派侠客を演じて極めつけの三代目に扮する。また、木屋辰二代目に嵐寛寿郎、その息子に 津川雅彦。丹波哲郎、毛利菊枝。敵役に、またしても大木実(善良な役も多いのよ)、安倍徹、遠藤辰雄、まさに豪華配役陣。
娼妓・初栄に扮した藤純子の お鉾さ、可憐さが強く印象に残る名編。
(新世界東映)